2015年03月23日

「飽和水蒸気圧と飽和水蒸気量」

 「飽和水蒸気圧」っていうと何だか難しく聞こえますよね。水が蒸発して水蒸気となり、空気中に入り込んで行く時に、空気は水蒸気によって押されることになります。この時の、『水蒸気が空気を押す力』が「水蒸気圧」です。「飽和」は、空気がめいっぱい水蒸気を含んでいて、もうこれ以上含むことが出来なくなった状態ですから、この「飽和」した時の『水蒸気が空気を押してる力』が「飽和水蒸気圧」なんです。この「飽和水蒸気圧」は気温によってのみ左右されます。気温が高いほど「飽和水蒸気圧」は大きくなります。逆に気温が下がれば「飽和水蒸気圧」は小さくなります。

最も解りやすい低気圧の話「飽和水蒸気圧」.png

・・・まだ解りにくいという方に説明の仕方を変えて見ます。「飽和水蒸気圧(hPa)」は「飽和水蒸気量(g/㎥)」に置き換えることが出来ます。それぞれの単位は異なりますから、同じ温度に対する数値も変わってきますが、空気中の水蒸気量が増えれば、増えた分だけ空気の圧力も高まります。両者は表現と単位そして数値も異なりますが、全く同じことを意味しています。
では「水蒸気量」とは何かと言うと、単位体積中にコップ何杯分の水が水蒸気として存在しているかということです。そして「飽和水蒸気量」とはある温度に対して単位体積中に大気が最大限蓄えることのできる水蒸気の量です。言い換えれば、1立方メートルの大気中に水蒸気(気体としての水)をめいっぱい蓄えた状態での水蒸気の量が「飽和水蒸気量」です。

最も解りやすい低気圧の話「飽和水蒸気量」.png

当然ながら、この「飽和水蒸気量」も気温によってのみ左右される訳です。気温が高くなるほど「飽和水蒸気量」は大きくなります。つまり蓄えることのできる水蒸気の量が増えます。逆に気温が下がると蓄えられる水蒸気量は減ることになります。「圧」と「量」の違いはありますが、グラフに描く曲線は同一です。「飽和水蒸気圧」を「飽和水蒸気量」に置き換えると、いくらか頭の中で整理しやすいと思うのですが、如何でしょうか?





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posted by ヤっ君 at 13:51| 神奈川 ☀ | TrackBack(0) | 飽和水蒸気圧と飽和水蒸気量 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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